合唱 × 演劇

【第1部】山陰少年少女合唱団リトルフェニックス 第15回定期演奏会
【第2部】「岡野貞一物語 ふるさとのかなた」

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山陰少年少女合唱団 リトルフェニックス 第15回定期演奏会

今年のこのコロナ禍、年間20回を数える私たちのコンサートやイベントの参加はほぼ見送られてきましたが、この度、鳥取ライブエールプロジェクトとして、第15回定期演奏会を開催することとなりました。

舞台でのライブ活動が自粛される中、合唱という長く続く文化を絶やしてはならない、多くの方に音楽を届けたい、という思いで出演させていただきます。ライブで聴く合唱をどうぞお楽しみください。みなさまのご来場を心よりお待ちしております。

山陰少年少女合唱団 リトルフェニックス

音楽(合唱)を通じて、子ども達の夢を育み、情操を養い、また体力作りや相互扶助の精神を培うため、現合唱団の前身「山陰放送少年少女合唱団」が1959年設立された。2004年山陰放送より独立し、45年の伝統を受け継いだ「山陰少年少女合唱団 リトルフェニックス」が誕生した。昨年、創立60周年という節目を迎え、今年は61年目の新たな挑戦の年である。米子市とその周辺をホームグランドとして、6~18歳までの子供たちが在籍し、週2回程度練習を重ねている。美術館やお寺、福祉施設など、各方面からの要請により年間20回程度演奏活動を行う。国内では、仙台市、東京、福岡、徳島、広島など、海外ではパリ、江原道、リトアニア、ポーランド、スペイン、デンマーク、ブルガリアなどで演奏。近年では、海外の合唱団を鳥取県に招致するなど、国際交流にも積極的に活動している。毎年1回開催される定期演奏会は毎回テーマを設け、趣向を凝らした演出により、好評を得ている。クラシックからポピュラー音楽までレパートリーは広く、近年は「童謡・唱歌のふるさととっとり」「まんが王国鳥取」の発展に寄与するべく、特に鳥取の作曲家作品やアニメ曲などを多く取り上げ紹介している。

  • 賛助出演/とっとり邦楽合奏団
  • その他出演団体/合唱団きゃらぼく、合唱団ぽぷら、ドリーム・エコー、歌はともだち、コール・セゾン

箏奏者 大西瑞香

箏と地唄三味線を菊原初子(人間国宝)、現代筝曲を沢井忠夫に師事。 NHK邦楽オーディションに、箏と歌の両部門で合格し、NHK「邦楽のひととき」などの番組に出演。 これまでにソロ或はジョイントのリサイタルを国内外で多数開催。 中国、オーストラリア、フランス、アメリカにおける招請公演の他、 西洋楽器とのコラボレーション、舞台芸術プロデュース、楽曲の創作などジャンルを越えた活動を展開している。

「岡野貞一物語 ふるさとのかなた」
~終わらない戦争、作曲家の祈り〜

あらすじ

昔の鳥取の音楽家のことを調べている子どもたちの前に、不思議なおじいさんと古いリードオルガンが現れる。おじいさんは、はじめぼんやりしているが、子どもたちから岡野貞一さんなどの古い話を聞いているうちに、少しずつ元気になっていく。しかしやがて昭和の戦争の話になり……。

唱歌「ふるさと」の作曲者として有名な岡野貞一。鳥取でのキリスト教との出会いをきっかけに、周りの人々にも助けられながら、彼は音楽の道を進みます。東京音楽学校助教授の時、小学唱歌編纂委員となり、今も残る多くの唱歌を作り、やがて教授となりました。明治から昭和の激動の中、音楽家・教育者として勤勉に働き、教会聖歌隊の指導を43年間務めた彼の人生に、合唱と演劇を通じて迫ります。

岡野貞一
岡野貞一
  • 編曲者/新倉健
  • 出演/鳥の劇場(齊藤頼陽 大川潤子 高橋等 中垣直久 安田茉耶)

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